■ 難病とは
「難病」とは、一般に 治療法が確立していない・慢性的な経過をたどる疾病 として社会通念的に用いられてきた言葉です。医学的に一義に定義された単一の病気ではなく、多様な症状や進行の仕方をもつ疾患群を指します。
平成27年の制度改正以降、公費助成の対象となる「指定難病」は大幅に拡大し、数百に及ぶ疾患が含まれています(例:筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、全身性エリテマトーデスなど多数)。これらは発症頻度が低く、治療法が確立していないことが多い一方で、日常生活への影響が深刻なものが少なくありません。
■ 難病と障害年金
難病は 障害年金の対象となる場合があります。
障害年金の認定においては、単に「難病である」というだけではなく、病状の経過、治療効果、日常生活能力の程度などを総合的に評価し、障害の程度に応じて認定が行われます。
障害年金制度は、長期にわたり日常生活や仕事に制約が生じる方の生活を支える社会保障制度です。難病による症状・負担が重く、生活や就労に支障が出ている場合には、等級に応じた年金給付が認められることがあります。申請には医師の診断書や病歴の記載など一定の手続きが必要です。
※ 障害年金の請求や認定にあたっては、疾患ごとに状況が異なるため、専門家や医療機関と十分に相談のうえ、必要書類の準備や手続きを進めることをおすすめします。
(※参考:障害年金申請に必要な書類や手続きについて別ページでも詳しくご紹介しています。)
■ 医療費助成制度(指定難病制度)
難病の方を対象とした制度として、「指定難病医療費助成制度」が各自治体で運用されています。神奈川県でもこの制度があり、対象となる疾患に対して 医療費の助成を受けられる場合 があります。
助成制度は、医療費の自己負担額軽減を図るもので、診断や症状の程度に応じて申請・更新が必要です。内容や対象疾患は自治体によって異なるため、住んでいる自治体窓口にご相談ください。
■ 日常生活への影響と支援のポイント
難病は進行性の症状が多く、体力低下・疼痛・疲労感・機能制限など、日常生活全般に影響を及ぼすことがあります。
以下のような支援制度やサービスの活用が考えられます:
- 医療費助成制度(指定難病制度)
- 障害年金(障害基礎・障害厚生年金)
- 介護保険サービス
- 就労支援・障害者雇用制度
医療面だけでなく、仕事・社会参加・生活支援までを見据えた 総合的なサポートプラン の検討が重要です。
■指定難病一覧
指定難病(医療費の助成対象となる疾患)
膠原病(指定難病)は下記に示した病気の総称になります。
■ まとめ
難病は一つの病名でまとめられる範囲の広い概念ですが、どんな疾患であっても、生活への負担や制約がある方には 公的制度の活用が可能な場合 があります。
指定難病医療費助成や障害年金などの制度は、あなたの暮らしを支える手段となり得ます。制度の特徴や申請方法を正しく理解し、必要な支援を積極的に受けながら、より豊かな生活を送っていきましょう。
投稿者プロフィール

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当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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