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「障害年金をもらうのは申し訳ない」と感じていませんか?
「まだ働けるかもしれないのに…」
「誰かの税金で生活するようで気が引ける」
「自分より大変な人がいるのに、もらっていいのか…」
障害年金を申請するにあたり、こうした罪悪感を抱く方はとても多くいます。特に精神疾患や、外見からは分かりにくい障害を持つ方にとっては、「本当に受けていいのか」と悩む場面も少なくありません。
しかし、まずお伝えしたいのは——
**障害年金は「援助」ではなく、あなたが納めた保険料に基づく「正当な権利」**だということです。
障害年金は“国の支援”ではなく“保険”による補償制度
障害年金は、生活保護や一時的な福祉給付とは異なり、公的な「年金保険制度」の一部です。私たちは、働いていた時期に「もし病気やけがで働けなくなった時に備えて」毎月保険料を支払ってきました。
そして、万が一障害が残った場合には、その保険料に基づいて「障害年金」というかたちで支給されるのです。
つまり障害年金は、ご自身が加入してきた保険の“給付”を受けるだけのこと。それは、
- 会社員が雇用保険で失業手当を受け取る
- 高齢者が老齢年金を受け取る
のと、まったく同じ仕組みです。
「甘え」ではなく、安心して暮らすための社会保障
日本には「誰もが、病気や障害によって生活に支障を来す可能性がある」という前提に基づき、障害年金制度が整備されています。
この制度の目的は:
- 障害によって働くことや日常生活に困難がある人に
- 必要な経済的支援を行い
- 社会から孤立しないようにすること
であり、これは社会全体が合意して作ってきた制度です。
したがって、**障害年金を受け取ることは社会のルールに則った「正当な権利の行使」**なのです。
「もっと重い人がいるのに…」という思いについて
たしかに、世の中にはさまざまな障害や苦しみがあります。しかし、障害年金の審査は、
- あなた自身の生活や就労状況
- 症状の持続性・重症度
- 日常生活にどの程度の制限があるか
といった観点から、客観的に判定されます。
「もっと重い人がいるから自分はもらうべきではない」という考えは、本来は考慮されないものです。
他の誰かと比べるのではなく、「あなたの今の状態」をしっかり見つめ、必要な支援を受けることが、より良い回復や生活の安定につながります。
専門家に相談することで得られる安心感
罪悪感を乗り越えて申請を考えるにも、「自分の状態で本当にもらえるのか」「申請しても迷惑ではないか」と不安に思うかもしれません。
そんな時には、障害年金専門の社会保険労務士に相談するのがおすすめです。専門家はあなたの状態を丁寧に聞き取り、制度に照らし合わせたうえで、受給の可能性を正しく判断します。
申請を進めるかどうかを「一人で抱え込まずに考えること」が、気持ちの整理にもつながります。
まとめ:罪悪感ではなく、“自分を大切にする一歩”として受け取ってほしい
障害年金の受給に対して罪悪感を抱くのは、とてもまじめで責任感のある方が多い証です。しかし、それは決して「甘え」ではありません。
今のあなたに必要な支援を受け取ることは、「生きる力を取り戻すこと」に他なりません。
もし「自分なんかが…」という気持ちがあるのなら、その気持ちごと専門家に話してみてください。あなたの状況に耳を傾け、適切な制度利用を一緒に考えてくれるはずです。
障害年金とは

「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
障害年金はきちんと保険料を納めている方の権利ですので、
障害年金を受け取っていないということは、65歳になっても年金を受け取っていないようなものです。
障害年金を受け取れる方は必ず申請することをお勧めいたします。
障害年金の基礎知識についてはこちら
障害年金でもらえる金額についてはこちら
対象となる傷病について
障害年金を受け取れるかどうか知りたい方は「かんたん!受給判定」をご利用ください。

いろいろな傷病を併発している場合など、実に様々な症状があります。
自分で判断できない場合は、専門家にご相談ください。
当事務所に相談するメリット
当事務所では、障害年金の無料相談を実施しております。
お電話での相談や、実際にお会いしての面談までは完全無料でご対応いたします。
障害年金の申請について、不安な方はお気軽にお問い合わせください。
また、有料での障害年金の申請代行も承っております。
ご自身での申請が難しい方は当事務所の申請代行サポートをご利用ください。
申請代行を依頼する際のサポート費用はこちら
社労士に依頼するメリット
①労力
体調が悪い方、働いている方にとっては障害年金の申請はなかなか大変な作業です。
社労士に依頼することで治療に専念できます。
②スピード
自分で申請すると半年ほど申請にかかってしまう場合もあります。
プロなら約3カ月で申請が可能です。
受給できるタイミングがその分早くなります。
➂受給可能性
障害年金の申請にはいくつかハードルがあり、本来受給できる方が不支給になってしまうことも…
プロならそのハードルを乗り越えることもできます。

Lineでのご相談
Lineでのご相談も承っていおります。お気軽にお問い合わせください。

ご相談いただく前にチェック
下記条件に一つでも当てはまる方は、障害年金の無料相談の対象外となります。
お問合せの前にご確認をお願い致します。
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①年齢が65歳以上の方はこちら>> ②生活保護を受給中の方はこちら>> ③以下の方は年金事務所へお問合せ下さい ・年金事務所の書類に関する質問 ・老齢年金についてご相談されたい方 ・既に受給中の方 |
投稿者プロフィール

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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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