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60代女性
病名:乳がん
結果:障害基礎2級(遡及請求、加算分含め約120万円 約560万円遡及)
<依頼者の状況>
ご家族よりお電話でお問い合わせいただき、当事務所にて面談相談を行いました。
ご本人は、それまで乳がんを含むがんの指摘や通院歴はありませんでした。妊娠中に不正出血があり、受診した産婦人科から別の医療機関を紹介され、CT検査で偶然乳腺の腫瘍が発見されました。精査の結果、乳がん(ステージⅢ)と診断され、外科手術と抗がん剤治療が始まりました。
その後、ホルモン療法を継続しながら生活を送るも、副作用による倦怠感や吐き気、発熱、手足のしびれなどが慢性的に現れ、就労は困難に。日中は起き上がることも難しく、家事も満足にこなせない日々が続きました。
その後、、肺・骨・リンパ節への転移が判明し、再度化学療法を開始。重い副作用があり、発熱や立ちくらみ、激しい疲労感。歩行は休み休みでなければ困難、階段昇降には手すりが必須、手の震えやしびれで細かい作業もできず、日常生活全般に家族の介助が必要な状態でした。
「こんな状態でも障害年金を受けられるのか」と不安を抱えながらご相談をいただき、制度の説明とともに、5年遡及請求をご提案しました。
<受任から申請まで>
初診日については、最初に乳がんと診断を受けた医療機関に依頼し、「受診状況等証明書」を作成いただきました。
診断書は、認定日時点と現在の2通が必要だったため、該当する医療機関それぞれへ依頼。転院・転居を繰り返していたため時系列の整理に時間を要しましたが、記録の整ったカルテとご本人・ご家族の詳細なヒアリングをもとに、スムーズに手続きが進みました。
病歴・就労状況等申立書の作成では、症状の波や治療経過、副作用、生活への支障をできる限り具体的に記載。症状が日常生活や労働にどのような支障を与えていたのかが明確に伝わるよう工夫しました。
その他必要な書類を揃え、年金事務所へ請求いたしました。
<結果>
請求から2か月程で無事障害基礎年金2級が認定され、5年間の遡及も認められました。
(約560万円遡及)
このように、がんによる長期的な治療・再発・副作用などにより、就労や日常生活に支障が出ている方でも、障害年金の対象となる可能性があります。
「がんでも申請できるのか分からない」「昔の治療歴で申請できる?」と不安な方も、まずは一度ご相談ください。状況を丁寧に整理し、最適な方法をご提案いたします。
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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。