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「障害年金が認められ、安心して生活を続けられるようになりました」
30代男性
病名:持続性気分障害、パニック障害(抑うつ)
結果:障害基礎2級(遡及請求、約400万円遡及)
<依頼者の状況>
「長年続いた不安と抑うつが積み重なり、生活が限界に」
メールでご相談をいただき、当事務所にて面談を行いました。
10年以上前からパニック障害で診療内科に通院。現在、無職で障害年金の申請を検討。パニック障害は神経症にあたり、うつ病等を併発していないと、申請が難しいという事で、事例の記事を拝見し、もし申請が可能なのであれば、色々と申請の手伝いをお願いしたいとのことでした。依頼者は高校卒業後、医療系の専門学校へ進学し一人暮らしを始めました。しかし入学当初から座学が苦手で、できない自分を誰にも相談できず、落ち込みから寝込んで現実逃避をする日々がありました。実習が始まると症状は悪化し、「自分には無理だ」との思い込みから実習に参加できず、評価・指導場面では不安・焦燥感から胃痛や緊張が強まり、コミュニケーションがうまく取れず、孤立が深まりました。
課題がこなせず、叱責された言葉を引きずり続けてしまい、気持ちの切り替えができない状態が続き、夜間は疲労から臥床し、翌日の実習に行けなくなることも多くありました。この頃、症状が限界に達しメンタルクリニックを初めて受診。抑うつ状態、不安、強い緊張、倦怠感が認められ、薬物療法を開始しました。
休学し実家に戻って療養する期間もありましたが、気力は戻らず、復学後も孤立感、不安、緊張は続き、土日は疲労からほぼ臥床。実習では家族が家事・食事の援助に通うほど生活は不安定でした。長期間の休学・留年を経て、卒業することができました。
卒業後、クリニックにて勤務しましたが、対人関係の難しさ、焦燥感、ストレス耐性の低さは改善せず、患者・同僚とのトラブルや口論が増え、業務は常に不安定でした。指摘を受けると感情が抑えられず、気持ちの切り替えができず、ミスのたびに落ち込みが悪化。家では疲労で倒れ込む状態で、家族の支援なくして生活できない状況でした。
度重なるストレスと人間関係の悪化により症状はさらに悪化し、休職や欠勤が増加。労務管理の問題や職場とのトラブルも重なり、フラッシュバックや強い抑うつ状態に陥り、最終的には退職。現在は実家に戻り、通院以外はほとんど臥床して過ごしています。人目や評価が極度に気になり、外出後は疲弊して症状が悪化。家族が身の回りのほとんどを支え、生活は大きく制限されています。
<受任から申請まで>
「複雑な経歴と通院歴を、丁寧に整理して申請へ」
初診医療機関は現在も通院中のため、初診日の証明は不要でした。
パニック障害と診断されていることから、審査対象外であること、病態についての確認が必要なので、依頼書へ反映させて医師に依頼しました。しかし、パニック障害の診断名の確認や記載不備があり、再依頼を行い調整しました。
病歴・就労状況等申立書では、
- 長期の休学・留年
- 実習での不適応と反復する不安エピソード
- 就労後の対人トラブルや感情コントロールの問題
など多岐にわたる出来事を、時系列にして当事務所にて整理しました。
提出後、日本年金機構から返戻がありました。
カルテ開示の依頼のため、ご本人へ説明し対応しました。
<結果>
障害基礎年金2級が認められ、約400万円の遡及が決定」
審査期間は約5ヶ月。
障害基礎年金2級が認められ、遡及請求として約400万円の受給が決定しました。
ご本人からは
「生活の不安が少し軽くなり、治療に向き合う気持ちが持てるようになった」
とのお声をいただきました。
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投稿者プロフィール

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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

