<概要>
40代女性
病名:うつ病
結果:障害厚生年金3級⇒審査請求により2級
<依頼者の状況>
最初のご相談には、ご本人のほか娘さんも同席されました。うつ病で10年近く通院した病院で医師と折り合いが悪く転院したばかりとのことでした。
症状はとても重く、二人の娘さんは既に独立していたが母親の面倒をみるため週の半分以上実家に顔を出し世話をしていた。1人では食事も家事も入浴もできない状態で、娘さん以外と接することはほとんどないということでした。
<受任から申請まで>
障害認定日時点の医師は非協力的で診断書を書いて貰うことを断念。受診状況等証明書を作成してもらうことすら大変でした。
ご本人にお会いしたのは最初の無料相談のとき1度きりで、それ以後は全て二人の娘さんとのやり取りのみでした。
<結果>
当初の裁定結果は「障害厚生3級」でした。しかし身の回りのことも1人ではなにもできず、入浴も娘さんが入れてくれないと入らない、食事も食べさせてもらわないと食べない、トイレが間に合わずおむつを付けている、といった状態であったため、3級の認定を不服として、審査請求を行いました。
審査請求の結果、処分変更となり障害厚生2級に改めてもらうことができました。
「審査請求が認められ決定が覆る可能性はかなり低い」とよく言われます。当事務所でも、審査請求のご相談をお受けするときにはそのように回答することが多いです。しかしながら今回のケースのように、『客観的にみてあきらかにおかしい』と感じる場合は、しっかりと訴えれば結果が覆る可能性は十分にあります。
「自分のケースではどうなのか?」「覆る可能性があるのか?ないのか?」など、ご相談いただければ可能な範囲でお答え致します。
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投稿者プロフィール
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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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