<概要>
50代男性
病名:クローン病
結果:障害厚生年金3級
<依頼者の状況>
30年前からクローン病を患っており最近になって障害年金を知ったとのことでご相談にいらっしゃいました。
初診がかなり古く証明できるか不安であることと、病歴が長いため手続きに不安があることのことで、当事務所で代行を承ることとなりました。
<受任から申請まで>
発症及び初診が30年も前だったため、やはり病院にカルテが残っておらず、また本人の記憶もあいまいでした。しかし15年近く前に作成した証拠となり得る書類が複数残っていたため、初診日の客観的証明は可能と判断しました。
主治医の理解も得られたため診断書の作成もスムーズに進み、比較的短い期間で請求手続き完了となりました。事後重症請求であったため、早くに手続きができたことはとても良かったです。
<結果>
手続き完了からおよそ2ヶ月半で結果がでました。人工肛門造設ということでの請求でしたので、予想通り3級の認定でした。
発症から10年程で人工肛門を造設していたため、もっと早くに制度を知ることが出来ていれば、造設から間もなく請求することもできました。障害年金という制度があることを周知していくことの大切さを改めて感じた事例です。