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50代男性
病名:パーキンソン病
結果:障害厚生 2級(遡及請求、約700万円遡及)
<依頼者の状況>
ご本人からお電話で「自分の症状で障害年金を受けられるか知りたい」とご相談いただき、当事務所にて面談を行いました。
長年トラックの運転業務に従事していました。今から10年以上前から手指の力が入りにくくなり、手の震えも出現。運転中もハンドル操作で俊敏な反応ができず不安を感じるようになりました。脳神経外科を受診し、脳梗塞は否定されたものの、パーキンソン病の疑いがあるとして専門病院を紹介。検査入院にて確定診断を受けました。
内服治療を開始したものの、症状は徐々に進行。箸や湯呑みがうまく持てない、ボタンが留められない、歩行が遅く方向転換もすり足で少しずつ行うといった生活上の不自由が目立つようになりました。
発症から1年ほどで運転業務は困難と判断し、事務職に配置換え。身体的負担は減ったものの、事務作業にも時間がかかり、運行点検業務(アルコールチェック・免許確認など)へと職務変更されました。仕事内容は軽減されましたが、手の震えや動作緩慢のため点検記録の記入にも時間を要し、方向転換や段差での転倒リスクも高まりました。
現在も2ヶ月ごとの通院と服薬を継続中で、日中は2時間おきに薬を服用。薬効が切れると震えが顕著になり、コップを持ち上げられないこともあります。巧緻動作は薬が効いているときでないと難しく、食事や着替え、入浴など日常生活全般に支障が出ています。
<受任から申請まで>
初診の医療機関にはカルテが残っていませんでしたが、紹介状と当時のレントゲン写真データが保存されており、それらを参考資料として添付しました。
診断書作成にあたっては、医療機関へ詳細な日常生活状況をまとめた依頼書を提出し、初診医療機関名や受診経緯も記載していただけるよう依頼。
病歴・就労状況等申立書では、発症から現在までの症状変化と就労状況を時系列で整理。職場の配慮を受けながらも徐々に悪化していった経過を丁寧に反映しました。
<結果>
特に日本年金機構からの問い合わせはなく、障害厚生年金2級が認められました。また、5年遡及も認められ、一時金約700万円が支給されました。
パーキンソン病は進行性の疾患で、診断当初は軽度でも徐々に日常生活や就労への影響が大きくなります。初診日から時間が経っていても、資料が残っていれば遡及請求が可能なケースもあります。
「昔の診断だけど申請できるのか」「症状が進んできて不安」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
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投稿者プロフィール

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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。