【横浜市】初診日の証明に苦労したが障害基礎2級が認められた事例（糖尿病性壊疽）

40代男性

病名：糖尿病性壊疽

結果：障害基礎２級（年額約78万円）

＜依頼者の状況＞

　役所にて障害年金の説明を受け、診断書もすでに入手なされていましたが、記載内容から糖尿病の治療歴が分かり、このままでは初診日不明で却下となるとのことで、当事務所へご相談にお越しいただきました。

お話を伺うと、足の怪我で医療機関へ受診し、糖尿病性壊疽と診断。その数年前に、目に違和感があり眼科へ受診したところ、糖尿病性網膜症と診断なされていました。当初、糖尿病性網膜症を初診として進めていく予定でしたが、納付要件を満たしていないことが分かったとのことでした。

未治療期間があるが、糖尿病と診断されたのは10代の頃とのことで、20歳前障害基礎年金について説明。しかし、当時の記憶も曖昧で悩んでおられました。ご家族と生活なされているとのことで、当時の医療機関や治療方針についてヒアリングいたしましたが、やはり30年以上も前のため、覚えていないことも多く、証明を取るのも難しい状況でした。

初診日の証明がポイントとなる事を説明し、当事務所にて手続きを進めていくことになりました。

＜受任から申請まで＞

　ヒアリングから、2つの医療機関へ受診したとのことで、カルテの有無を確認したところ、一つはすでに閉院し、もう一つの医療機関ではカルテは無しとの事でした。第三者証明も視野にいれていたが、当時は入院歴もあるとのことから、再度医療機関へ確認したところ、入院記録は残っていることが分かりました。すぐに書類の作成を依頼し、内容からこれで初診日の証明はクリアできると判断いたしました。

診断書については、ご相談の時点で有効期限が迫っていたため、事情を説明したうえで再度取得いただきました。

病歴就労状況等申立書については、当事務所にて作成いたしました。