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50代女性
病名:うつ病
結果:障害厚生3級(事後重症請求 約76万円)
<依頼者の状況>
お電話でお問い合わせをいただき、当事務所にて面談相談を実施いたしました。
ご本人は20代から正社員としてフルタイム勤務し、結婚後も仕事を続けてこられましたが、勤務環境の変化や慢性的な疲労により、次第に体力・気力ともに限界に。30代後半には気分の落ち込みや不眠、希死念慮が現れ、通勤時に「電車に飛び込めば楽になるのでは」と考えるようになり、精神科を受診。「うつ状態・不眠症」と診断され、通院と服薬を開始しました。
約4年間の通院中は不眠がひどく、処方薬を変えても効果はなく、日中もボーっとしたまま記憶がほとんど残らないほどの辛い日々が続きました。このような状態で仕事をするのは困難となり休職。その後も症状は改善せず、入院治療を受け、退院後も自宅で療養生活が続きました。
短時間パートで復職を試みるも、しばらくしてうつ症状が再燃。意欲低下や不安、焦燥感が強く、最終的には退職。家庭内でも夫との関係が悪化し、離婚に至りました。
その後、生活のために週2日のパート勤務を開始。体調に合わせて調整してもらいながら少しずつ就労を継続し、行動認知療法も受けました。数年後には常勤勤務へと転職しましたが、心身への負担が再び大きくなり、耳鳴り・めまい・浮遊感などの身体症状が加わり、抑うつ状態が悪化。休職に追い込まれ、そのまま退職されました。
以後も症状は回復せず、家事もこなせず、引きこもりがちとなり、就労も困難な状態が続いていました。生活の見通しが立たず不安が大きくなる中、当事務所に障害年金申請のご相談をいただきました。
<受任から申請まで>
初診の医療機関は既に閉院していましたが、同じ場所で開業していた精神科にて受診受付簿をもとに「受診状況等証明書」を作成いただきました。
診断書については、現在通院している医療機関に依頼し、生活の実態が反映されるよう情報提供を行いました。
病歴・就労状況等申立書の作成にあたっては、ご本人の記憶が不明瞭な時期も多く、長期間にわたる通院・就労歴・症状の変遷を丁寧に整理。職歴・婚姻歴・家庭状況など生活背景も含め、うつ病による長期的な生活の困難さを明確に示しました。
初診日の証明として、お薬手帳も整理し、添付して提出しました。
<結果>
特に日本年金機構からの問い合わせもなく、申請から2ヶ月、障害厚生年金3級が認定されました。
このように、うつ病によって長期的に就労や日常生活に支障がある場合、過去に復職経験があっても、現在の状態に基づいて障害年金を受給できる可能性があります。
「昔から通院しているが、途中で働いていた時期がある」「記憶が曖昧でどう申請すればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
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投稿者プロフィール

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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。