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「障害年金が認められ、将来への不安が和らぎました」
40代女性
病名:双極性障害、ADHD
結果:障害基礎2級(遡及請求、5年分 約600万円遡及(加算分含む))
<依頼者の状況>
LINEからご連絡をいただき、当事務所にてお電話での面談を行いました。
乳児期は手がかからない子でしたが、幼少期から音や匂いに敏感で、予定の変更や急な指示に強い不安を感じるなど神経質な傾向がありました。
小学校入学後も周囲に馴染めず、不登校を経験。
中学・高校でも人間関係のトラブルや注意散漫さ、忘れ物の多さが続き、孤立を深めていきました。
大学卒業後は営業事務などに就職しましたが、対人関係に悩み、度重なる転職を余儀なくされました。結婚・出産後も家事・育児・仕事を同時にこなそうとして疲労が重なり、職場でのミスや人間関係の不調和が顕著に。人との距離感に悩み、常に不安を抱えていました。
30代となり、子どものトラブルをきっかけに強い頭痛や動悸、不眠、パニック症状が出現。その後初めてメンタルクリニックを受診し、うつ病と診断。以降、通院・服薬を継続しましたが、職場での降格・解雇を経験。短期就労を繰り返すも、対人トラブルや意欲低下で長続きせず、家事もできず臥床がちとなりました。
家族以外との交流はほとんどなく、感情のコントロールが難しく自傷行為にも及ぶなど、生活の困難さが続きました。
精神障害者保健福祉手帳を取得。双極性障害・ADHDと診断され、短期入院やデイケア通所を経て治療を継続中です。
現在は障害者雇用枠で週1回の在宅勤務を行っていますが、生活の多くは家族の援助に依存しています。
<受任から申請まで>
初診は認定日頃にも通っていた医療機関であったため、受診状況等証明書の提出は省略。
認定日頃と現在の主治医それぞれに診断書を依頼しました。
病歴・就労状況等申立書の作成では、長年にわたる転職や家庭内での困難を整理する必要がありました。ご本人の記憶が曖昧な部分については、ご家族からの補足を得ながら、幼少期から現在までの経緯を詳細にまとめました。
その後、必要書類を揃え、年金事務所へ請求しました。
<結果>
申請後、日本年金機構から特段の問い合わせはなく、無事に障害基礎年金2級が認められました。さらに遡及請求も認められ、約600万円を受給されました。
このように、若年期からの発達傾向や精神的な不安定さにより、社会参加や日常生活に支障をきたしている方でも、適切な準備をすれば障害年金の受給が認められるケースは多くあります。
双極性障害やADHDは、日常生活や就労に大きな困難を伴います。早めのご相談が安心につながります。
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投稿者プロフィール

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当事務所では横浜市を中心に神奈川県全域で障害年金に関する幅広いサポート依頼に対応しております。
当事務所は1990年に横浜で事業を開始し、相談件数は6000件を超える、相談者からの信頼の厚い事務所です。
相談者にとって最大限のお手伝いができるよう、精一杯取り組みますので、具体的な障害年金に関するご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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